息こらえ潜水者の行動と生理学的側面から見た安全システムの提案 平成24年度~26年度 科学研究費基盤C一般(課題番号24500811)

要旨:
本研究では息こらえ潜水にて漁業を営む海女と息こらえ競技ダイバーの潜水時における行動と生理学的なデータを収集・分析することにより、息こらえ潜水が身体に及ぼす影響を検討しようとするものです。
海女による漁業は国内においても減少傾向にあることから、収集したデータは貴重な資料となると思われます。また、一流の競技者を含む息こらえ競技ダイバーを被験者とする研究は希少価値があるものと考えられます。
本研究は、息こらえ潜水についてのバイオメカニクスや生理学、水産学にも関わる学際的な研究として位置づけられます。

報告書はこちら → 24500811seika

【研究成果】
【書籍】
岡本美鈴,千足耕一,藤本浩一,須賀次郎,スキンダイビング・セーフティ,成山堂 2015年6月28日

[学会誌への掲載]
潜水操業実態および健康状態から推察した海士・海女潜水の安全性および改善策,(査読なし),藤本浩一,千足耕一,山川 紘,海洋人間学雑誌, 3(Suppl):36-44, 2015

 [国際学会発表]
Koichi Fujimoto, Koichi Chiashi, Hiroshi Yamakawaand Yuji Sano:High prevalence of knee and low back pain in Japanese elderly Ama divers(commercial breath-hold divers) 13th International symposium on maritime health,Bergen Norway,2015.6(発表確定)

Diving patterns of breath-hold divers,K.Chiashi, K.Fujimoto, T.Toya,12th International Symposium on Maritime Health,Brest(France), June 2013

[国内学会発表]
安全な海女漁のために(講演),海女振興協議会/里海の創る海女の会,藤本浩一,三重県志摩市,2015年5月16日

潜水操業実態および健康状態調査から考える海女の安全潜水,藤本浩一・千足耕一(東京海洋大学大学院)、山川 紘(東京海洋大学),日本海洋人間学会第3回大会シンポジウム,日本海洋人間学会第3回大会(東京),2014年9月28日
symposium_abst_jfujimoto_smta

ヒトにおける息こらえ中の血液再配分-一般成人を対象としたcase study-,藤本浩一,佐野裕司,千足耕一,山川紘,菊地俊紀, 日本海洋人間学会第2回大会(東京),2013年9月28日

海女の操業実態から見た健康管理と磯根資源の育て方(基調講演),山川紘,水産海洋地域研究集会第23回熊野灘の漁業を考える 里海と共生する海女漁業の再興を考える,2014年2月22日,報告書pp1-4,→地域研究集会要旨集(海女漁業)

日本各地の海女・海士の操業実態-労働の内容と環境情報-(アグリフェアー・ポスター発表),千足耕一,山川紘,藤本浩一,2013年10月24日

日本各地の海女・海士の操業実態  -労働の内容と海底の環境-,日本水産学会秋季大会(三重大学),ミニシンポジウム(2013.9.22)