セーリング競技におけるコーチング支援システム開発のための実践的研究(2007年4月1日~2009年3月31日)

セーリングのパフォーマンスには競技者の体力をベースとしてボートスピードとコース選択の2つの大きな要因があると考えられていますが、これらの要素を客観的に数値で示した研究はみられません。また、実際に選手がどのようなコース選択をしたかといった客観的な航跡(軌跡)情報をレース後にフィードバックされることは、あまりありませんでした。
そこで本研究では、Global Positioning System (GPS)受信機を用いてコース選択に最も影響を与える風速及び風向についてのデータをレース海面上で収集するとともに航跡(軌跡)情報をレース後に選手に提供し、選手自身の主観的な判断・選択との間に差が生じているのかについて検討することを目的としました。(科学研究費補助金,基盤研究C・一般)

【研究成果】
<論文>
「ウインドサーフィン競技におけるレース戦略の改善を目的としたGPSの活用」,トレーニング科学 21(1)(61p~68p),藤原昌・千足耕一・山本正嘉,2009年

「Assessment of Action in the Upper Part of the Body on Upwind Dinghy Sailing Performance using a Differential GPS」,Proceedings of 1st International Scientific Conference of Aquatic Space Activities  (104p-109p),Koichi CHIASHI, Ko TAKAHASHI, Akira MAEDA,2008

「セーリング競技-GPSを用いた航跡分析の可能性」【依頼論文】,日本バイオメカニクス学会,バイオメカニクス研究 11(2)(124p-129p),千足耕一・藤原昌,2007

<学会発表等>
「セーリング競技の科学的アプローチ -セーリング競技のトレーニング及びコーチングに役立てるための研究を考える- 」,日本トレーニング科学会,千足耕一,2009年1月

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